看護師のネイルがダメな理由とは?
看護師がネイルをしてはダメな理由として3つ挙げられます。
理由1 患者さんに与える清潔感
1つ目の理由は、患者さんに与える清潔感です。
真っ赤なネイルをしている看護師と、短く爪を切りそろえてネイルをしていない看護師、どちらの方が清潔感があるでしょうか。
おそらく、多くの方が後者を選ぶと考えられます。
看護師は、患者さんと多くの場面で接する機会があります。
その患者さんたちに、マイナスな印象を与えないためにも、清潔感が大切になるのです。
理由2 患者さんを傷つけてしまう危険性
2つ目は、患者さんを傷つけてしまう危険性です。
ネイルをしている状態だと、色で隠れているため、どれくらい爪が長くなったのか分からななくなります。
そのため、患者さんに触れる際に、長い爪によって傷つけてしまう可能性があるのです。
爪の長さをしっかりと確認できる状態を保つためにも、ネイルをしないことが必要です。
理由3 不衛生なケアに繋がる危険性がある
3つ目は不衛生なケアに繋がる危険性です。
さきほどネイルをしていると、爪が長くなっていることに気づかず、傷つけてしまう恐れがあることについて書きました。
それと同時に、爪の間の汚れに気づかなくなる可能性も考えられます。
その汚れた爪のまま、患者さんをケアすることは不衛生な状態と言えるでしょう。
爪の汚れ具合を確認できるようにするためにも、ネイルをしていない爪が必要なのです。
ネイルOKの病院もあるの?
ほとんどの病院はネイルが禁止されています。しかし実は、ネイルOKの病院も存在するのです。
ネイルOKの病院
美容皮膚科
美容外科
それは、美容看護師が勤める美容皮膚科や美容外科です。
美容関係に勤めるということもあり、看護師にも美意識を持たせるという意味で、ネイルをして良いことが多いようです。
美意識を持って来院される患者さんにとって、適度にネイルされた綺麗な爪でケアされることは、悪い印象を抱かせないでしょう。
しかし、派手な色やデザインをしたネイルは禁止されています。
〇 清潔感があり、綺麗に整えられたネイル
× 派手な色やデザイン
× ネイルチップ
清潔感は看護師として大切な印象ですし、長い爪や汚れた爪は患者さんを傷つける恐れがあるからです。
またネイルチップも禁止されています。
取れてしまった場合、不清潔なケアに繋がる可能性があるからです。
美容皮膚科や美容外科は、他の病院と異なり、ネイルが出来る環境ではあります。
しかし他の病院と同様に、清潔感と安心感は、看護師として患者さんたちに与えなくてはならない要素です。
そのためにも、しっかりと日々、忘れずに爪を切るなどの手入れをするように心がけましょう。
また、ネイルの色や種類にも注意するようにして、来院される患者さんたちから良い印象を思ってもらえるような爪を維持するようにしましょう。
看護師でも出来るネイルケアとは?
多くの場合で、ネイルが禁止されている看護師ですが、そんな看護師でも出来るネイルケアは存在します。
ここでは、自宅でもできる簡単ネイルケアを紹介していきます。
1 爪磨き
1つ目は爪磨きです。爪を磨くためには、甘皮ケアが大切になります。
そもそも甘皮とは、爪と爪の付け根の間にある皮のことを指します。
甘皮ケアのやり方
- 甘皮部分にハンドクリームを塗る。
- 38〜40℃ほどのぬるま湯に指を入れて甘皮をふやかす。(目安 10分程)
- 綿棒を使って甘皮を爪の付け根の方へ向かって押し上げる。(やりにくい場合はもう一度お湯でふやかす)
- 綿棒できれいに拭き取る。
- ハンドクリームをもう一度塗り、保湿する。
これをケアするだけで、爪に栄養が届きやすくなるなどのメリットがあるのです。
上記のように、ハンドクリームや綿棒で簡単にケアすることが出来ます。
その後、爪やすりを用いて磨いていきます。爪が滑らかな形になることを心がけましょう。
ネイルをしていない状態の爪をきれいに見せるためにも、おすすめのネイルケアです。
2 フットネイル
2つ目はフットネイルです。
手の爪と違って、足の爪は患者さんたちからは見えません。
そのため、フットネイルは看護師にも出来るネイルケアです。
先ほどおすすめした爪磨きを、足の爪についても行いましょう。
また、爪長さは足の爪でも大切なポイントです。
長いとストッキングなどを履いている場合、破れてしまう原因になるので、爪を短く切るようにしましょう。
また、綺麗に磨いた足の爪をシンプルなネイルにしてはいかがでしょうか。
なかでも、クリアネイルと言われる透明な製品は、何もネイルをしていない指の爪とバランスがとれておすすめです。
休日に楽しめる看護師ネイルとは?
勤務中はネイルが禁止されている看護師ですが、休日だけはオシャレをして楽しみたいと思われる方も多いと思います。
そのような方たちのために、3つのネイル方法を紹介します。
1 フットネイル
1つ目はフットネイルです。
おすすめフットネイル
- クリアネイル
- ジェルネイル
- ネイルシール
- マニュキア
先ほども書きましたが、手の爪と異なり、足の爪は見えないため、ネイルがしやすい箇所です。
しかし忙しい中で、足の爪をネイルすることが難しい方もいると思います。
そのような方にはジェルネイルを、おすすめします。
マニキュアと異なり、UVライトなどで1分程度で完成するため時短に繋がります。
また耐久性があるため、色が剥げにくいというメリットもあります。
2 ネイルチップ
2つ目はネイルチップです。
マニキュアなどのように直接、爪に色を塗らないので時短でネイルを楽しめます。
またネイルチップは簡単に外せるため、看護師の仕事をしながらも、気軽に指の爪もオシャレにしたいという方には、おすすめです。
3 ネイルファンデーション
3つ目はネイルファンデーションです。
爪の色ムラなどの気になる部分を、カバーできるものです。
爪が弱いという方も、ネイルファンデーションには美容成分などの爪に優しい成分が含まれているので、安心して使用できます。
自爪風でありながらも、綺麗に指先を見せたい方にはおすすめです。
簡単フットネイルのおすすめは?
比較的、看護師にとって自由に行えるフットネイル。
しかし、なかには上手くネイルが出来ない方もいるかもしれません。
そのような初心者の方にも、オススメの簡単なフットネイルがあります。
ネイルシール
最初に紹介するのは、ネイルシールです。
ネイルシールは、ピンセットなどを用いて爪にシールを貼るという、比較的に簡単なステップでオシャレになれる道具です。
マニキュアと異なり、色ムラが出ない点はメリットです。
仕上げにトップコートを塗ると剥がれにくく、より綺麗に仕上がるため、おすすめです。
マニキュア
次に紹介するのは、単色のマニキュアです。
シールと異なり、ピンセットなどの道具が不要なため、より簡単に取り組めるネイルの方法だと思います。
爪先から爪の根本と、マニキュアを塗る際の流れを決めておくと、綺麗な仕上がりになります。
シールではなく、マニキュアでお洒落をしたい方におすすめです。
お手軽な価格で試せる
ネイルシールも、単色のマニキュアも、フットネイルをする上で便利なアイテムです。
これらのアイテムは100均で購入することが出来ます。
そのため、お手頃な価格で様々な種類の色や、デザインのフットネイルを試せます。
また、失敗しても再チャレンジしやすいという点でおすすめです。