同棲経験をしている人は多い?
忙しい看護師の同棲はすれ違いになりやすいのか、気になるところですよね。
同棲をしている看護師は実際に多いのでしょうか?
30代の5人に1人が同棲経験あり!?
(株)第一生命経済研究所が30~60代の既婚者約800名を対象に行った「同棲とプロポーズに関するアンケート調査(2006年)」を参考にすると、調査対象の全体の約12%が同棲経験ありという結果になっています。
最も同棲経験者が多いのは21.1%の割合を記録した30代です。
これは5人に1人は同棲経験があるということを意味します。
「好きだから」「少しでも一緒にいたいから」という理由で同棲を始める人が多く、交際期間が長いカップルほど同棲に至る傾向があります。
実際の同棲期間は全体の約半数が1年未満です。
しかし、同棲のタイミングや同棲期間はカップルによって異なります。
ちなみに、同棲相手と結婚に至っているカップルは約70%です。
同棲経験談①
実際に同棲した人の感想を見ると、「良い意味でも悪い意味でも彼の嫌な所が見える」といった感想が非常に多いです。
また、「嫌な一面を見たからこそ結婚する・しないの決断ができる」といった声もあります。
同棲の時点で嫌な一面を知ることで、結婚後のトラブルを未然に防げるのが同棲のメリットです。
結婚すれば少なからず嫌な一面は見ることになるので、「むしろ早めに嫌な所が見えたからそれを受け止めた上で結婚に踏み切れた」という人も少なくありません。
同棲経験談②
そして、同棲の良かったこととしては「彼氏(彼女)への愛情が深まった」という意見が挙げられます。
一緒に過ごす時間が増えることで結婚生活を疑似体験し、家族のような愛情が芽生えるのかもしれませんね。
同棲によって結婚への自信がついたと感じる人も多いので、同棲経験者の感想を参考にするのも同棲を成功させる秘訣です。
看護師同棲はすれ違う?
同棲生活で不安なことの一つに「すれ違い」がありますよね。
ここでは、すれ違いの理由について紹介します。
理由①時間のすれ違い
看護師の同棲がすれ違うのは、一般的な仕事の人と時間的に生活リズムが異なるからです。
例えば彼が8~17時の日中の仕事、看護師Aさんが19時出勤・朝帰りの生活。
これなら彼が帰宅した頃にAさんは出勤するので、同棲していても一緒に過ごす時間はほぼないと言って良いでしょう。
理由②気持ちに余裕がなくなる
また、同棲をする場合、洗濯・食事・掃除などの家事をする必要があります。
お互いに仕事をしながら時間に余裕のない中で家事をこなすと、気持ちの余裕がなくなるかもしれません。
そんな時にちょっとしたことで喧嘩してしまい、すれ違うこともあるようです。
改善法①2人の時間を大切にする
彼との休日が合った日など、2人で過ごせる時間を大切にしてください。
旅行やデート、近所のカフェで食事など…何か予定を立てる方法もアリです。
また、1ヶ月に1回程度はお互いの気持ちをしっかり話し合いましょう。
「寂しい」「家事手伝ってくれてありがとう」など、本音を言い合えば気持ちのすれ違いを未然に防げます。
改善法②家事を分担する
気持ちの余裕をもたせるために、前もって家事の分担を決めておくことも大切です。
お互いの得意分野や生活リズムなどを踏まえて、両者にストレスのない分担にしましょう。
例えば彼が調理経験豊富なら料理を任せ、掃除・洗濯は夜勤前に済ませておくというような具合です。
改善法③1人の時間を満喫する
意外と忘れがちですが、同棲生活をスタートさせても1人の時間を楽しむことも対処法の1つです。
彼だけに重きを置かず、時間的なすれ違いから生まれる1人の時間を有効活用しましょう。
自由時間を満喫することでストレスを軽減し、気持ちに余裕をもつことができます。
同棲はどんな間取りに住むと良い?
同棲の間取りを選ぶ時のポイントを、部屋のタイプ別に紹介します。
1R・1K
「節約のために1R・1Kが良い?」と疑問を抱く人もいますが、基本的に1R・1Kは同棲向きではありません。
住居によっては1R・1Kに2人以上で住めないケースもあるので、事前に確認してください。
1LDK
キッチン付きの部屋に、もう1つ部屋が設けられている1LDKは二人暮らしには少し狭いくらいの広さです。
だからこそ、時間のすれ違いが多い看護師の同棲であれば、彼とより多くの時間を過ごすことができます。
2DK・2LDK
2DK・2LDKなら広々とした住まいに、互いの部屋を設けることが可能です。
「同棲しても自分の時間を大切にしたい」「夜勤後はゆっくりしたい」と考えている人に向いています。
キッチン付きの部屋とは別に2部屋があるので、1部屋を彼と一緒の寝室にする方法もアリです。
1人の時間と2人の時間、どちらにどれくらい重きを置くのか自分達の生活スタイルに合わせてレイアウトを検討できます。
間取りの決め方
間取りを決める際、寝室を一緒にするのか否か検討することが大切です。
「少しでも一緒にいたい」「結婚前提の同棲なので将来的に子供が欲しい」と考えている人は、寝室を一緒にしておいた方が良いでしょう。
逆に「夜勤明けに彼を起こしたくない」という人は寝室を別にできる間取りが最適です。
同棲で転職を考える時に大切な事とは?
同棲生活をスタートする際、転職して働き方を変えることで彼と過ごす時間を増やす方法もあります。
同棲で転職を考える際に気を付けるべきポイントはどんなことでしょうか?
時間のすれ違いがない職場へ
夜勤なし・土日祝日休みの職場へ転職すれば、時間のすれ違いを防ぐことが可能です。
彼と生活リズムがほぼ同じになれば、同棲生活を満喫できます。
彼と過ごす時間をより増やしたいなら、通勤時間をチェックして都会・地方勤務のどちらにするか考えることが大切です。
面接を受ける場合の転職理由
×「同棲するから」
〇「新しい分野にチャレンジしたい」
〇「看護師としてスキルアップしたい」
上記のように、あくまでも仕事面の理由を述べた方が良い印象を与えます。
ちなみに、新しい分野へ転職するなら、転職の前後で勉強が必要です。
転職してせっかく自由な時間が増えても勉強に費やされるので、転職前に資格を取得するなど工夫すると同棲生活に重きを置けます。
転職時の注意点
同棲を理由に夜勤のない職場へ転職する場合、夜勤がない分、現在より給料が減ることもあります。
少しでも稼ぎたいなら多少夜勤がある職場を選ぶのも1つの方法です。
給料と同棲生活、どちらを重視するかしっかり検討してから転職サイトを駆使して、転職活動を行ってください。
看護師同棲のあるある
実際に同棲している看護師の体験談から、同棲の悩みやあるあるを紹介します。
あるある①不満爆発
看護師は仕事の性質上、面倒見の良い人が多いです。そのため家事分担をしても、結局彼の担当分まで家事をする人も少なくありません。
隙間時間で家事をこなす中で小さなイライラが積み重なり、「私はあなたの家政婦?」と不満が爆発するケースがあるようです。
一方で看護師と付き合っている彼自身も、一人の時間が増えて「寂しい」といった不満が募っているかもしれません。
自分の気持ちだけに目を向けず、互いのことを思いやれば別れることなく円満に同棲生活を送れますよ。
あるある②付き合ってすぐ同棲準備
「付き合って1ヶ月で同棲を始めた」など、看護師は付き合ってすぐ同棲準備を始めるケースが他の職業に比べて比較的多いです。
これは時間のすれ違いが多いことが関係しています。
同棲しないと一緒に過ごす時間が極端に少ないので、少しでも一緒にいたいから同棲するのです。
あるある③病気の時頼りになる
実際に看護師と付き合っていた彼から「病気や怪我の時、頼りになる」といった意見も見られます。
看護師の普段の業務と同じようにテキパキと看病してくれるので、「看病の姿が結婚の決め手になった」「子供ができて怪我をしても安心」と感じた人もいるようです。