看護師貯金額の平均はいくら?低所得でも出来る賢い貯金術とは

看護師貯金額の平均はいくら?低所得でも出来る賢い貯金術とは

平均貯金額はいくら?

平均貯金額はいくら?

「お金遣いが荒くて貯金ができない」と悩んでいる方は少なくないでしょう。

今回は看護師の貯金額について解説します。

看護師の平均貯蓄額

DODAナースの2010年調査によると、看護師の平均貯蓄額は302万1000円です。

内訳は下記のような結果となっています。

・50万円未満が32.7%

・100万以上200万未満で16.4

・500万以上1000万未満は13.1

・1000万以上は9.3%

ちなみに、貯金なしは約14です。

看護師以外の貯金額

看護師を除いたその他職種全体の内訳は、下記のとおりになっています。

・50万円未満が20.0

・100万以上200万未満で16.8

・500万以上1000万未満は11.2

1000万以上は8.7

500万円以上の高額貯蓄では、看護師が他の職種を上回っています。

しかし、50万円未満の少額貯蓄でも看護師の方が多い結果となっています。

年齢別の平均貯金額

看護師の年齢平均貯蓄額は、下記のとおりになっています。

20代は206万7000円

30代は245万2000円

40代は434万8000円

・50代は483万3000円

年代別で比較すると、年代が上がるにつれて貯金額も上がる傾向にあるようです。

看護師は勤続年数が長いほど給料が上がる傾向にあるため、順当な結果と言えるでしょう

担当業務別の平均貯蓄額

担当業務別の平均貯蓄額は、下記のとおりになっています。

・手術室が608万7000円

・看護教員教育担当が600万円、

・訪問看護入浴が415万円

・病棟看護師は296万6000円

・外来看護師が210万円

看護師業務の多くを占める、病棟看護師と外来看護師が最も低いという結果になりました。

新人看護師のようにまだ年収の低い方が占める割合が多いことが理由であると考えられます。

上記の数字はいずれも、預貯金、資金運用、年金積立を含んだ貯蓄額の平均値になります。

貯金額ではないことに注意してください。

貯金の目的は、家や自家用車の購入など様々ですが、転職や結婚、離婚、病気など、もしものときの備えを考えている人が多いようです。

1ヶ月の貯金額はいくら?

1ヶ月の貯金額はいくら?

世論deナースが行った、毎月貯金額についてのアンケートによると、

1ヶ月貯金の額は下記の結果となりました。

・0円が22%

・1~3万円の18%

・5~10万円が38%

・10~20万円が6%

貯金の目安は月5万~10万円程度が最も多いようです。

理想の貯金額は収入の2~2.5割を目安にするとよいでしょう。

看護師の平均手取りは26万円となっているので、52,000円~65,000円くらいが貯金の目安として考えるとよいでしょう。

あくまでも理想の数字になりますので、無理のない範囲で捻出してください。

▼看護師の手取り額について知りたい方におすすめの記事はこちら!

看護師の手取りはいくらなの?働き方別の給与を徹底解剖

無理のない目標設定

目標を高く設定しすぎると、ストレスが溜まってしまい長続きしません。

独身で実家暮らしであれば、収入の2.5割を月々の目標額に設定しましょう。

毎月の収入が、25万円であれば6万2500円が理想の貯金額です。

一人暮らしであれば、収入の2割が理想になります。

また、固定費や無駄遣いを見直すことで、毎月貯金額を増やすことができます。

上記の理想的な貯金額が難しいのであれば、現在の出費を見直す方法がおすすめです。

貯金するコツ

注意したいのは、給料が残ったらその分を貯金する、ではなかなか貯めることが出来ないことです。

最初に貯金をしてしまって、残ったお金でやり繰りするのが良い方法です。

一番確実なのは給料天引きですが、給料をもらったら即2割~2.5割の金額を自分の貯金用口座に入金することでも構いません。

最初の3か月程度は、慣れないため挫折しそうになるでしょう。

しかし、それを乗り越えると入金していくことが楽しみになってきます。

大事なことは、一度入金したら引き出さないようにすることです。

貯金が出来ない人の特徴とは

貯金が出来ない人の特徴とは

貯金できない人にはどのような行動や特徴がみられるのでしょうか。

ひとつでも当てはまる内容があれば注意信号です。

特徴1 固定費を放置している

スマホ代や保険料など、毎月支払う必要があるのが固定費です。

固定費の無駄を削減できれば、その分を貯金に回せることになります。

貯金ができない人は、この固定費を見直さず、そのままにしているのが特徴です。

大手携帯会社から格安スマホに変えるだけでも随分と違うでしょう。

特徴2 コンビニを頻繁に利用する

一人暮らしの人にとって、強い味方なのがコンビニです。

コンビニは寄りやすく便利ですが、品物の値段が定価で売られているのが一般的です。

さらに、必要の無い物まで手に取ってしまうこともあります。

当然ですが、無駄遣いが多いと貯金はできません。

コンビニを頻繁に利用する人はお金が貯まりにくいでしょう。

特徴3 ネットショッピングが好き

Amazonや楽天ショッピングなどのネットショッピングや、メルカリなどのフリマアプリが複数存在しています。

これらのサービスは自宅にいながらいつでも買い物ができるため非常に便利ですが、その一方でついつい買い過ぎてしまうこともあります。

今月いくら使ったのかを把握していないと、思わぬ出費につながるため注意が必要です。

特徴4 セール品が好き

値引きセールが好きな主婦の方も多いでしょう。

定価の1~2割、中には半額など安価で販売されているため、一見お得に感じてしまいます。

しかし、これもコンビニと一緒で、予定していないものまで買ってしまうため、無駄な出費が増えてしまいます。

特徴5 部屋が散らかっている

部屋が散らかっている人は、お金が貯まりにくい傾向にあります。

整理整頓ができていないと、不足しているもの、必要な物が曖昧な状態になってしまいます。

結果、同じものを買ってしまう可能性が高まり、無駄な買い物で出費が増えてしまうことに繋がります。

買い物する際の注意点

お金を貯めるには、毎月の生活費を何に使うのか、費目ごとに当てはめておくことが重要です。

そのためには、家計簿の習慣をつけることを心掛けましょう。

そして、少なくとも年に1回は家計診断を行うことが大切です。

貯金が出来る人の特徴とは

貯金が出来る人の特徴とは

まずは前述した貯金ができない行動を見直すことが重要になります。

さらに貯金ができる人の特徴を参考にすることで、貯金額を増やすことができるでしょう。

特徴1 家計簿をつけている

毎月の収入と支出を把握できている人は、やりくり上手で貯金できるタイプです。

そのような人は家計簿でしっかりとお金の流れを診断しています。

特徴2 控除金額を確認している

貯金ができる人は、自分の給料明細も毎月必ず目を通しています。

社会保険料や所得税などは、翌年の確定申告に影響します。

また、病院代や薬局代は医療費控除の対象になるため、税金還付の恩恵を受けることができます。

特徴3 貯金の計画を立てている

人生設計を長いスパンで考えている人は、お金を貯めるのが上手です。

年単位で考えることも大切ですが、2年後、5年後、10年後と先を見通す習慣を養いましょう。

そうすることで、自動車購入や旅行、家のリフォームなど目標を達成するための費用にも充分に対処できます。

特徴4 余裕資産を運用している

現在は超低金利時代です。

貯金が出来る人は、銀行などの金融機関に預けておくだけでは勿体ないと考えています。

常に、貯まったお金を利用してお金を増やすことを意識しています。

例えば、個人年金として毎月一定の金額を積み立てる「iDeCo」や「NISA」は利益が出た場合でも非課税です。

さらに、iDeCoは所得控除の対象にもなりますので、所得税や住民税が少なくなるなどのメリットがあるのです。

その他、投資信託や株式投資、クラウドファンディングなど、幅広く資産運用のアンテナを張り巡らせています。

勿論リスクはつきものですが、生活資金ではなく余裕資産で取り組んでいるのです。

貯金のコツ&節約術

貯金のコツ&節約術

貯金ができる人の特徴は前述したとおりですが、他にも節約のコツがあります。

ちょっとした節約術で、毎月貯金できる額を増やすことができます。

誰にでも出来る方法なので、一度検討してみるとよいでしょう。

節約術1 目的と目標額を決める

賢く貯金する方法は、お金を使う目的と目標額を明確にすることです。

「10年後にはマイホームを手に入れたいので1000万貯めたい」「義務教育が終わるまでには子供の大学費用を貯めておきたい」など、モチベーションを維持できる目標を持つことです。

途中で挫折しそうになっても、当初の貯金目的を思い起こすことで、何とか我慢して乗り越えられる可能性が高まります。

節約術2 周囲に協力を求める

貯金を始める際には周囲の人に報告しておくのも良いでしょう。

周りの人たちから、貯金の進行状況を聞かれたりするため、途中で投げ出しにくくなります。

そして、会社勤めの方は、天引き制度を利用することで確実に貯金できます。

給料が少なくてもできる低収入コツです。

節約術3 カード・ポイントを見直す

最近は、クレカやスマホで支払いを済ませる方が増えてきましたが、現金が必要ないので使い過ぎる恐れがあります。

同じキャッシュレス決済でも、デビッドカードなどであれば、ポイントも貯まるうえに、浪費防止でお金の節約に繋がります。

また、ポイントサイトを活用して現金に交換することも有効です。

隙間時間で出来るので、お手軽に始められます。

節約術4 マイバッグを持ち歩く

2020年7月からレジ袋の有料化が始まりました。

買い物バッグは必ず持参するようにしましょう。

例えば、コンビニのレジ袋は1枚2~5円程度の価格ですが、1日に複数回・毎日利用する方にとってはレジ袋代だけで年間数千円を節約できます。

そして、日頃から冷蔵庫の中身は確認するようにしましょう。

二重買いの防止や賞味期限が近い品物を廃棄せずに済みます。

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