優しい看護師のエピソード
患者の立場から感動してしまって忘れられない看護エピソードというのはたくさん知られています。
具体的に優しい看護師に感動してしまったエピソードを見ていきましょう。
エピソード1 心に寄り添ったタッチング
交通事故で骨折をして入院したときに患部が痛くてどうしても寝られないまま翌朝を迎える患者は大勢います。
【エピソード1】
朝一に挨拶をされて「よく眠れましたか?」と聞かれた後、「眠れなかった」と訴えたら「ここが痛かったのでしょう」とタッチングをしてくれた。
本当にそこがつらかったという思いがこみ上げてきて、よくわかってくれる優しい看護師さんだと感動しました。
このように、患者の気持ちに寄り添った優しさは心に残るようです。
エピソード2 無言のメッセージ
もう一つのエピソードとしてターミナルケアにおける看護師の対応に関わるものがあります。
【エピソード2】
末期がんの診断をついに受け、ショックを感じてしまい病室で一人になりたいと家族も帰っていきました。
そんな時、静かに病室に入ってきた看護師さんは特に声もかけず、ただ一輪の花を病室に置いて行きました。
まだ咲き掛けのつぼみの花で、懸命に咲こうとしている姿が見て取れるものでした。
今を懸命に生きていこうという無言のメッセージに感動したというエピソードです。
優しい先輩看護師とは?
看護師が入職すると先輩看護師に面倒を見てもらえるプリセプター制度が取り入れられていることがよくあります。
そこで優しい先輩看護師に出会えて成長できたというケースも多いでしょう。
自分も後輩にとって魅力的な先輩になって指導をしていきたいと思う看護師にとって先人に学ぶのは重要な考え方です。
本当の優しさは厳しさの中にある?
優しい先輩看護師というとミスをしても怒ることもなくフォローをしてくれて、手取り足取りスキルや知識を学べるように手を焼いてくれる人と思う人もいるかもしれませんが、実は長い目でみるとそうではないので注意しましょう。
本当に優しいプリセプターだったと後になってから感謝されているのは、意外なほどに厳しい先輩看護師です。
人気のある人の厳しさとは
後輩に人気のある先輩看護師とはどんな厳しさを持っているのでしょうか。
- 後輩に自分で考えて出来るような指導ができる
- 早急に対応が必要なときにはヘルプをしてくれる
- ミスをしたときには一緒に責任を取ってくれる
指示はきちんとわかりやすく伝えて実技は目の前で見せてくれるものの、与えた仕事は自分で考えてやらせる形で指導を受けた人が本当に良い先輩を持ったと感動しています。
ただ、わからないときには聞いてみるとヒントを教えてくれて、早急に対応が必要なときにはヘルプをしてくれるのも共通点です。
さらに、ミスをしたときには先輩として一緒に責任を取ってくれます。
このような姉御肌も持っているプリセプターは厳しさと優しさを兼ね備えていて人気があります。
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看護師に言われた優しい言葉とは?
患者は看護師に言葉をかけられて優しいと感じることがしばしばあります。
「大丈夫だよ」という励ましの言葉
手術の前に大丈夫ですよという一言の励ましの言葉があるだけで患者だけでなく家族も心強い印象を受けています。
穏やかな表情で言われるだけで安心感があるので大丈夫という言葉の力です。
また、大丈夫は頑張れる言葉としてもよく患者から喜ばれています。
つらい投薬治療を続けているときにもう一息だから大丈夫と言われて、本当に後数日だから頑張ろうという気持ちが湧いてくる患者も多くいます。
前向きな気持ちで使うと色々なシーンで役に立つキーワードです。
具体的な言葉で褒められる
一方、リハビリテーションなどでは誉め言葉から優しいと感じる患者もいます。
一週間前よりもずっとできるようになったと褒められるのは努力してきた患者にとって励みになることです。
以前よりも良くなったというあいまいな表現よりも、具体的な言葉で以前と比較して言われると実感がわきやすく、もっと頑張ろうという気持ちが生まれます。
「頑張りましたね」という励みになる言葉
また、頑張りましたねという一言もうれしい言葉として患者の励みになります。
検査結果が以前よりも改善していたり、リハビリテーションをして今までよりもできることが増えたりしたときに率直に褒められると優しい看護師と思ってもらえるのです。
優しい看護師を好きになってしまう
看護師と同じ職場で働いていると好きになってしまうというケースもあります。
職場外でもつい看護師らしい発言をしたのがきっかけで一目ぼれされてしまうようなケースもありますが、どのようなシーンで看護師を好きになってしまうのでしょうか。
患者と看護師の恋愛エピソード
典型例として、普通は気づかないような体調の悪さに敏感になっていて、「大丈夫ですか」と一言かけられたというエピソードがあります。
軽い頭痛がしていてふと顔をしかめたのに気づいて声をかけられただけでずっと見ていてくれていたのかと思うようになり、この看護師と付き合いたいと考えるようになるケースは決して少なくありません。
こういった優しい男性看護師を好きになってしまう女性もいます。
看護師同士の恋愛エピソード
看護師同士の職場結婚も実はしばしばあるパターンです。
力仕事で疲れていたところに無言でさっとサポートをしてくれたのをきっかけにして気になり始め、夜勤が一緒になったときに連絡先を好感して付き合い始めたというエピソードはよく知られています。
最初は恋愛ではなくもっと親しくなりたいという気持ちでスタートした場合にも、男性が少ない職場なので自然に気持ちが男性看護師に向いていって好きになってしまうことが多いのが現場の実情です。
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優しい科とは?
看護師が優しいというイメージを持たれている診療科は何科なのでしょうか。
モテる科があるなら選びたいと考えている人もいるでしょう。
優しい看護師がいるイメージは小児科?
優しい看護師がいる診療科として最もよく話題になるのは小児科です。
やはり無邪気な子供とうまくコミュニケーションを取って心を開かせることができる看護師には優しい人が多いというイメージが持たれています。
現実的にも寛容な性格で多くの人から好かれる看護師が集まっている傾向があるのが小児科です。
モテる科かどうかはまた別の問題ですが、心優しさを活かせる診療科だと考えられるでしょう。
外科、内科、整形外科の看護師イメージとは
また、全体的なイメージとしては外科に比べて内科の方が優しいと考えられています。
外科のイメージ … テキパキと仕事をこなす、患者とのコミュニケーションよりも治療を優先する
内科のイメージ … 長期的な治療になることが多いため、患者にじっくり向き合う、優しい雰囲気の人が多い
整形外科 … リハビリが必要になり、根気強く、優しく患者と向き合う人が多い
外科の方がテキパキと仕事をこなし、患者とのコミュニケーションも最小限にして次々に治療や看護を進めていく印象を持たれているのが一般的です。
それに対して内科では個々の患者とじっくり話をしながら長期的な看護をしていくことが多いので、優しい心を持っている看護師が集まっているというイメージが広まっています。
しかし、整形外科ではリハビリテーションが必要になるため、根気強く患者と付き合っていける優しい看護師が多いといった形で例外もあります。
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